みなさんそう思われますよね。九州は暖かくってお米の産地には向いてないんじゃないの?スイカとかマンゴーとかって。美味しいお米と聞くと東北地方のお米、コシヒカリと答える人が多いと思いますが、実は最近、九州のお米がイケてます。日本穀物検定協会が毎年実施する全国米食味ランキングでも令和3年産米は九州のお米が7個も最上位の特Aを獲得しています。
みなさんそう思われますよね。九州は暖かくってお米の産地には向いてないんじゃないの?スイカとかマンゴーとかって。美味しいお米と聞くと東北地方のお米、コシヒカリと答える人が多いと思いますが、実は最近、九州のお米がイケてます。日本穀物検定協会が毎年実施する全国米食味ランキングでも令和3年産米は九州のお米が7個も最上位の特Aを獲得しています。
熊本って聞くと「辛子蓮根」「馬刺」に「くまモン」。食べ物はスイカに、メロンにトマトがおいしいよね! それも正解です。
ただし、忘れてなかれ知る人とぞ知る、なんとおいしいお米の隠れた産地なのです。令和3年産米の九州の特A7個のうちの熊本唯一が熊本県北ヒノヒカリです。その熊本県北ヒノヒカリが、実に14度目の特Aを獲得した”菊池市七城産のヒノヒカリ”です。九州熊本の米と聞くと、ピンと来ない人が多いと思いますが、知る人ぞ知る、昔からおいしい米の産地、それが熊本は菊池、七城のお米なのです。
実は七城米、江戸時代からうまい米の代名詞と言われ「幻の菊池米」と呼ばれました。
「天下第一のお米」として皇室や将軍家にも献上されていたほどです。また当時“天下の台所”と呼ばれ、米取引の中心でもあった大阪の米商人からも最高の評価を得ていたと文献にも書いてあるほどです。
日本名水百選にも選ばれている菊池渓谷から流れてくるミネラル豊富な水は、菊池川と迫間川の流域の七城の肥沃な大地を潤してくれています。
花崗岩を主成分に含んだ土壌で生育後半の肥料の抜けが良く米作りに最適です。
七城町のある菊池平野は内陸性の盆地のため、寒暖の差が大きく、特に稲穂がでる8月下旬から寒暖の差が大きくなりおいしいお米ができるのです。
西南暖地(特に九州)ではお米の裏作として(お米を栽培していない期間)麦や野菜等を栽培するところが普通ですが、当農場ではあえてお米だけしか栽培しません。
秋の稲刈り後にわらをすき込み、緑肥(レンゲやヘアリーベッチ等)の種を蒔き、翌年の米作りに向けて土作りをします。
つまり1年12ヶ月のうち、お米を栽培している期間が約5ヶ月。後の7ヶ月の間は次の年のお米作りのためだけに準備しているということです。他の作物を栽培すれば当然収入があるわけですが、あえて採算を度外視した米作り専用の田んぼなのです。
当農場で栽培するお米は特別栽培米と自然栽培米です。まずは特別栽培米。特別栽培米とは、その地域の慣行レベル(一般的に栽培に使用される基準)の化学合成農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分が50%以下で栽培されたお米のことです。しかし裏を返せば、農薬と化学肥料を50%使ったお米は特別栽培米と呼べるということです。「もっと安全に、安心して、作り手にも食べる人にも、そして環境にも優しくなるように・・・」との思いから、当農場の特別栽培の基準はちょっと違います。
田植え後の農薬の不使用。(農薬の使用は田植え前の1回のみ)種籾消毒も温湯消毒(熱湯で殺菌)です。化学肥料は不使用。
緑肥を切って乾燥させてすき込み、それに有機発酵肥料と天然のミネラルのみです。除草剤も不使用。ジャンボタニシを利用した除草を行っています。九州ではお米作りの厄介者のジャンボタニシですが、上手く利用すれば雑草を食べてくれます。
均一な代掻き、田植え後の淺水管理が大切です。田植え後、深水にしていると一晩でジャンボタニシに早苗を食べられてしまうこともあります。それだけに細心の水管理が求められます。しかし、最近はジャンボタニシが食べない雑草が出てきて手作業で草取りをすることもしばしば・・・
米・食味分析鑑定コンクール 品種部門ヒノヒカリ 審査員特別賞
米・食味分析鑑定コンクール 品種部門ヒノヒカリ 特別優秀賞
第23回 米・食味分析鑑定コンクール国際大会 都道府県代表お米選手権 金賞
第3回九州のお米食味コンクール 個人総合部門 特別賞
第5回九州のお米食味コンクール 個人総合部門 金賞
第6回九州のお米食味コンクール 個人総合部門 金賞
第4回菊池米食味コンクール 個人総合部門 最優秀賞
第6回菊池米食味コンクール 個人総合部門 優秀賞
第7回菊池米食味コンクール 個人総合部門 優秀賞
第9回菊池米食味コンクール 個人総合部門 特別賞
第10回菊池米食味コンクール 個人総合部門 優秀賞
菊池米ブランド推進協議会が認定する認定会員であり、現在会員数は9名。米食味コンクールにて以下のいずれかの条件を満たした熊本県菊池市の米生産者です。
(1)菊池米食味コンクールの最優秀受賞者であること。
(2)米・食味分析鑑定コンクールにおける金賞受賞者であること。
(3)国内で開催される500点以上の出品があるお米食味コンクールにおいて最高の評価を獲得したものであること。
出典:株式会社七城の恵み
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